カレンダーで2月だけが短いのは、古代ローマの暦の名残だからです。もともと一年は3月から始まり、冬の約60日には月がありませんでした。後に1月と2月が加わりましたが、2月は年末の月として最も後ろに置かれたまま残りました。 さらに、ローマでは2月が清めの月とされ、祭礼の都合もあって日数を大きく変えにくかったのです。うるう年の調整も、昔から2月に入れる慣習が続きました。よくある「アウグストゥスが自分の8月を長くするため2月から1日奪った」という話は有名ですが、実際にはそれ以前から2月は28日でした。 つまり2月の短さは、古い暦と歴史の修正が重なった結果なのです。