【地理】なぜ北米と南米は陸続きなのに、車で行けない?道路が途切れる理由
2026/11/03
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北米から南米へと続く壮大な大陸の旅。地図上では一本の道で繋がっているように見えるアラスカからパナマ、そして南米大陸ですが、実はパナマとコロンビアの国境付近で、車が通れる道路はぷつりと途切れています。その空白地帯の名は「ダリエンギャップ」。広大な熱帯雨林や深い湿地が広がるこの難所には、いまだに大陸を縦断する自動車道が存在しません。かつてアメリカの支援のもとで道路建設の計画が進められたものの、莫大な建設費の高騰、環境破壊への懸念、そして家畜の伝染病である口蹄疫の北上を恐れる声などから、計画は幾度となく頓挫しました。もし自動車でこの区間を越えようとするならば、パナマの港から車を貨物船に乗せ、海を越えてコロンビアの港町へと迂回させるほかありません。陸続きでありながら、海を渡らなければ車でたどり着けない――そこには、手つかずの大自然を守るための壁と、人間が抱える複雑な事情が深く刻まれているのです。

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