実在しない都道府県を三つ挙げる、というストリートクイズが始まると、通行人たちは一瞬足を止めた。最初に出たのは、漢字の違和感を見抜く問い。熊本はすぐに外され、次に大阪が候補に上がるが、答えはまだ一つ足りない。 そこへ、茨城の名前が浮かぶ。だが「木が違う」「字が違う」と、細かな手がかりが示され、参加者は首をひねる。残る一つはさらに難しく、島根、新潟と迷いながらも、最後は漢字の“根”に気づけるかが勝負となった。 周囲が「分からん」とざわつく中、答えを言い当てた瞬間、空気が変わる。正解に入ったその一言で、クイズは見事に締めくくられた。