昭和に消えた5つの風景16
2026/10/06
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昭和の街角には、今ではほとんど見られない風景がありました。  駄菓子屋で差し出される紙ガムは、親切な顔をした「いたずら」の入口。銀紙をめくった瞬間、バネが指を直撃し、思わず息をのむ。昭和の友情は、そんな理不尽な驚きから始まることもありました。さらに、触っても割れにくい風船や、穴が開いても指でつまめば復活したように見える不思議な玩具。最後はしぼんで透明な梅干しのようになっても、子どもたちは飽きるまで遊び尽くしたのです。そして教室の要塞だった筆箱とロケット鉛筆。ボタン一つで開く箱、芯を押し出す快感は特別でしたが、部品を失えばすべてが止まる。その小さな絶望まで含めて、昭和の風景は鮮やかに記憶へ残っています。

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