7年ぶりに海外赴任から本社へ戻った玉木は、若手育成を任されたベテラン社員だった。だが新入社員の由美だけは、歓迎会でも職場でも不遜な態度を崩さない。ある日、社食休業で玉木が部署全員にランチをおごると言うと、由美は席を立たずに笑った。「オバさんと食べる趣味ないんで。私の分だけ買ってきて」さらに「パパは取締役」と叫ぶが、直後オフィスは大爆笑。調べると父は元役員ではなく、会社の清掃員だった。虚栄が崩れた由美は退職後に行き詰まり、再び玉木に頭を下げる。玉木が紹介したのは、かつて由美が見下した清掃の仕事だった。そこから彼女の本当の再出発が始まった。