おでんや煮物に欠かせない大根。今回はその下処理を、電子レンジを使って簡単に時短で行う方法をご紹介します。まず、大根はよく洗い、皮を厚めにむいていきます。皮を厚くむく理由は、えぐみや苦みを取り除くためです。むいた皮は、きんぴらや炒め物に利用できますので、無駄なく使い切りましょう。次に、大根を輪切りにし、耐熱ボウルに入れます。ここで重要なのは、お米のとぎ汁。大根が浸かるくらいの量を加えると、柔らかくて美味しい大根に仕上がります。ラップをして、600Wの電子レンジで約10分加熱。これで、大根の表面に浮いていたあくを取り除きます。その後、大根を流水で洗い、冷まして透明感が出るまで待ちます。保存容器に入れ、水を加えたら、冷蔵庫で保存可能です。大根はそのままおでんや煮物に使えるので、作り置きにも便利です。さらに、おでんを作る際には、だしをしっかりと取ったお湯で大根を煮込みます。具材は、お好みでちくわや卵、つま揚げなどを加え、じっくりと煮込んでいきます。柔らかく味が染み込んだ大根は、箸でスッと切れるほど。とろっとした食感と、しっかりと染みた味が絶品です。ぜひ、これを試してみてください。寒い季節には、身も心も温まる最高の一品となることでしょう。