ポリ袋で簡単に作れる、甘酸っぱさがクセになる人気の漬物「千枚漬け」。今回は京都の伝統野菜、五い大根を使用したレシピをご紹介します。この大根は一般的なものと異なり、丸くて厚みのある形をしており、独特の食感が魅力です。しかし、注意すべきは大根で作ると千枚漬けの食感が出ない点。だからこそ、五い大根を使うのがポイントです。まず、五い大根を薄切りにします。切った大根を塩で揉み、しんなりとさせたら、甘酢と昆布を加えます。昆布は旨味を引き立て、漬物の風味を一層深めてくれます。あとはポリ袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で数日間寝かせるだけ。この漬物は、食卓に並べるとその甘酸っぱさが広がり、食欲をそそります。特に、年末年始など和食が多くなる時期には、口直しとしてぴったりです。さっぱりとした味わいで、どんな料理とも相性抜群。是非、手軽に作ってお試しください。