「息子からの仕送りが月450円…」そう思い込んでいた80歳の静子。しかし、その小さな金額の裏には、想像もしなかった真実が隠されていた。夫を亡くしてから古い木造アパートで一人暮らしを続ける静子は、年金だけでは厳しい生活を送っていた。そんな中、長男・健一は「これから毎月仕送りをするから」と約束してくれた。その言葉だけを支えに、静子は寒さを耐えながら暮らしていた。ある月末、郵便局で通帳を確認した静子は、目を疑った。そこに記されていた入金額は、わずか450円。「手数料のほうが高いじゃない」と苦笑しながらも、息子を責めることはできなかった。