私の名前は美咲。これは、義兄嫁・奈々子さんの裏の顔を知った時の話です。7年前、私は夫の祐介と結婚しました。義兄夫婦より後に式を挙げましたが、義実家では温かく迎えてもらい、特に80歳の義祖母は私を本当の孫のように可愛がってくれました。しかし、義兄嫁の奈々子さんは、最初こそ優しい人でしたが、ある日を境に態度を変えました。義母の誕生日に、私が心を込めて手作りした割烹着を贈ると、家族の前では笑顔だった彼女が、二人きりになった瞬間、「今どき手作りなんて古臭い。貧乏くさいわ」と私を嘲笑ったのです。その後も奈々子さんは、人前では良い嫁を演じながら、私にだけ嫌味を言い続けました。そんな中、奈々子さんが男の子を出産。私は義兄夫婦への祝いとは別に、心を込めて手作りしたベビー服を贈りました。ところが、数日後もお礼の連絡はありません。心配した私は、義祖母や義両親の前で奈々子さんに電話をかけました。すると彼女は開口一番、「そんな安物の手作りベビー服、もうゴミ箱に捨てたわ。代わりにベビーカーでも送ってよ」と笑ったのです。私は静かに尋ねました。「お義姉さん……中身、見ました?」奈々子さんの声が止まりました。「その服は私が作ったものですが、お義父さんに頼まれて作ったんです。胸元の刺繍はお義母さんが、お孫さんの名前を入れてくれました。手紙も一緒に入れましたよね?」電話の向こうで、奈々子さんの動揺した声が聞こえました。実は、彼女は中身を確認せず、母親がゴミと間違えて捨ててしまったことが発覚したのです。慌てた奈々子さんは急に態度を変え、「お願い、もう一度作ってくれない?」と頼んできました。しかし、今まで散々私を傷つけた彼女の本性は、家族にも知られることになりました。数ヶ月後、義実家で初めて孫を囲む日。奈々子さんは新しく作り直したベビー服を着せ、得意げに笑っていました。