息子が学校を卒業してから2年。母親は、いつか自分から人生に向き合う日が来ると信じて待ち続けていた。しかし、返ってくる言葉はいつも「明日からやる」「考えている」という同じものばかりだった。夫は「男の子は成長がゆっくりだから」と息子をかばったが、家事も生活の支えもすべて母親に偏ったまま。28歳になった成人男性の世話を続ける日々に、母親の心は少しずつ限界へ近づいていた。そんなある日の夕食時、息子が「仕事なんて別に必要ない」と言った瞬間、母親はついに決断する。「来月から食費と光熱費は一人分ずつ請求する。払えないなら家を出てもらう。あなたの人生を、私が背負い続ける理由はないから」その言葉に、夫も息子も箸を止め、何も返せなかった。そして翌週、息子は初めて自分からハローワークへ向かった。親の愛情と甘やかしの境界線とはどこにあるのか。この息子の態度を見て、あなたならもっと早く行動を求めていたのか。多くの人が考えさせられる出来事となっている。