大腸がんは日本人に最も多いがんの一つ。その予防には日常生活の見直しが欠かせません。一見無関係に思える「歯周病」や「食生活」が、この病に深く関わっていると最新の研究で明らかになっています。歯周病菌の一種である「フソバクテリウム・ヌクレアタム」は、大腸組織で発見されることがあり、炎症を悪化させたりがん細胞の成長を促したりする可能性が指摘されています。また、加工肉や超加工食品の摂取は腸内環境を悪化させ、悪玉菌を増やすリスクが高いとされています。特にカップ麺や菓子パン、ソーセージなどが挙げられ、これらの食品に含まれる添加物が腸内の粘液バリアを破壊する危険性があるのです。さらに、睡眠不足や体内時計の乱れも見逃せない要因です。睡眠中に進む細胞修復の働きが乱れると、がん発症のリスクが高まる可能性があります。