中道改革連合の分裂が決定的になるなか、世間の視線は代表・小川淳也氏に一斉に注がれた。公明系議員28人は公明党へ復党し、立憲系21人の大半も新党を結成して離党。約50人で始まった党は、わずか7か月で空中分解の様相を見せた。だが、問題はそこではなかった。党を即座に解散せず、小川氏ら国会議員たった一人を残して形式的に存続させる案が浮上したことである。元朝日新聞記者の今野忍氏は、これは残る政党交付金11億7千万円を満額受け取るための“抜け穴利用”ではないかと指摘した。政党助成法では、国会議員1人以上と得票率2%以上が要件となる。中道改革連合は条件を満たしており、理屈の上では金は残る。だが、かつて「政治と金」を厳しく批判してきた側が、国民の税金に執着する構図が露呈し、ネット上では「逃亡失敗」「一人だけ残して何を守るのか」と批判が噴き出した。