ある朝、いつものように店を切り盛りしていた夏波のもとに、馴染みの客である893組長・正宗から電話が入る。「弁当30人分まだか?3時間も遅れてるぞ…」。しかし、夏波は泣きながら「昨日の仕打ちで十分でしょう…もう店は畳みます」と返した。実は、組員を名乗る男たちが店を襲撃し、土地を奪うため彼女を酷い目に遭わせていたのだ。夏波が組の裏切りに絶望していたその時、正宗が店に現れた。状況を察した正宗は「俺たちの名を騙りやがったな」と激昂。悪徳業者の正体を暴き、極寒の蟹漁船へ叩き込むという制裁を下した。正宗は怪我をした夏波を病院へ連れて行き、「お前の弁当がなくなったら困る」と優しく声をかけた。数週間後、件の業者が贖罪として送る蟹を使ったお弁当は店の大看板に。正宗たちとの絆と、守り抜いた店への誇りを胸に、夏波の笑顔は今日も厨房で輝いている。