夫を亡くして迎えた四十九日の日、私は静かに耐えていました。しかし法要の席で義姉は冷たい声で言ったのです。「お母さんの介護は今まで通りお願いね。嫁の務めは一生続くものよ。それと弟の家や貯金は、お母さんの施設費に使うから」その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが終わりました。私は二十二年間、夫の母のために通院の付き添い、薬の管理、食事の準備を続けてきました。夫も「退職したら二人で温泉へ行こう」と約束してくれていました。しかし、突然の別れ。六十一歳だった夫は帰らぬ人となったのです。四十九日の翌朝、私は市役所へ向かいました。そして窓口に一枚の届けを提出しました。「これは一度受理されると取り消すことはできません」