香典袋は、中身を見る前にまず表書きで心が読まれる。 そのため、書き方を誤ると、弔意そのものが軽く見えてしまう。第四位は、住所を書かない、あるいは小さすぎることだ。 ご遺族が後でお礼状を出せず、礼を尽くす流れが途切れてしまう。中袋がない場合は、裏の左下に住所と金額を書くのが基本とされる。第三位は、金額を普通の数字で書くこと。 一万円なら「壱萬円」といった旧字体が用いられてきた。細かな作法だが、そこにこそ丁寧さが宿る。第二位は、宗教に関係なく表書きを同じにしてしまうこと。 仏式と神式、キリスト教では使う言葉が異なり、場に合わない表記は失礼にあたる。そして第一位は、濃い墨や普通の黒ペンで書くことだ。 薄墨には「涙で墨が薄まった」という意味があり、急ぎ駆けつけた心情を表す。今では薄墨用の筆ペンも売られている。 あなたの家庭では、どう教わりましたか。