お金を持つ高齢者ほど老化が早まる——その理由は、贅沢そのものではなく、「使わなくなること」にあります。体を衰えさせる最大の要因は、実は不便を失うことです。家事をすべて人に任せれば、立つ、しゃがむ、歩くといった動作が一気に減り、身体は静かに弱っていきます。 昭和の主婦が丈夫だったのは、毎日の家事が全身運動だったからでした。もちろん、体調が悪い時は無理をせず頼るべきですが、何から何まで任せてしまうのは危険です。自分でできることは、自分で続けることが大切です。 さらに、健康を気にするあまりサプリを増やしすぎる人も要注意です。飲んでいるものは医師に伝え、食事もおろそかにしないこと。高級食材より、卵、豆腐、納豆、サバ缶のような身近な食材のほうが、日々の健康を支えます。移動も同じで、歩く習慣こそ老化を防ぐ鍵です。最後に残るのは、お金では買えない健康と友人なのです。