今年の夏、フランスで発生した鉄道トラブルが大きな話題となった。パリからニースへ向かう高速列車が猛暑の中で停止し、車内の冷房が故障。一部の乗客は48度にも達した車内で長時間待たされることになった。水不足や暑さによる体調不良者も出て、軽食販売用の車両が急きょ休憩・救護スペースになるほどの混乱となった。さらに問題は、この列車だけではなかった。フランス国鉄は冷房設備への不安から、故障する可能性を理由に71本以上の列車を事前に運休。猛暑への対策としての判断だったが、利用者からは「夏になるたびに交通が止まるのでは困る」と厳しい声が上がった。そんな中、日本に滞在していた一人のフランス人が母国の交通機関へ投稿した内容が注目を集めた。「日本では気温40度でも電車は遅れず、車内はむしろ涼しいくらいだ」と紹介したのだ。この投稿は多くのフランス人に共有され、日本の鉄道サービスへの驚きと羨望の声が広がった。