60歳を過ぎてから、秋の装いで最も注意したいのは「老け見え」を招く組み合わせです。少しの選び方で、印象は一気に十歳ほど変わってしまいます。だからこそ、この秋は避けるべき着こなしを知っておくことが大切です。まず、黒のトップスに黒のパンツ。細く見せたい気持ちは分かりますが、全身を黒でまとめると顔色まで沈み、疲れた印象が強くなります。さらに、大きめのニットにワイドパンツを合わせるコーデも要注意です。楽そうに見えても、全体が重くなり、どこか古くさい雰囲気に見えてしまいます。そして、光沢のあるブラウスに光沢のあるスカート。華やかさを足したつもりでも、やりすぎると洗練感が失われ、かえって野暮ったく映ります。秋こそ、引き算の美しさが品をつくります。