出産からわずか一ヶ月。慣れない育児で心も体も限界だった私に、夫は突然「父さんの体調が悪い。明日から親と同居する。嫌なら離婚だ」と言い放った。以前から同居はしないと約束していたのに、その約束は簡単に破られた。逃げ場のない状況に、私は不安でいっぱいだった。一週間後、義両親が家にやって来た。すると義母は意味深な笑みを浮かべ、「これからみっちり仕込んでやるからね」と一言。私は「やっぱり嫁イビリが始まる」と絶望した。翌朝、まだ時計が午前四時を指す頃、台所にはすでに義母の姿があった。慌てて手伝おうとする私に、義母は「あなた、今何時だと思っているの?手伝う必要なんてないわ」と言った。そして次の瞬間、義母は夫の寝室へ向かい、「いつまで寝ているの?自分のお弁当くらい自分で作りなさい!」と叱り始めた。驚く夫に義母は、「お嫁さんは夜中何度も起きて子どもの世話をしているのよ。あなたの子どもでもあるでしょう。妻だけに負担をかけるんじゃない」と厳しく言い聞かせた。その時、私は気づいた。義母が「みっちり仕込む」と言った相手は、私ではなく何もしなかった息子だったのだ。それから義母は家事や育児を手伝いながら、夫に父親としての責任を教え続けた。一ヶ月後、夫は涙を流しながら「今までごめん」と謝り、少しずつ変わっていった。