宇都宮で時速160キロの車がバイクに追突し、63歳男性が死亡した事故。危険運転致死罪で公判を待つ23歳の被告が、保釈中に栃木県足利市の住宅へ侵入し、スニーカーなどを盗んだ疑いで再逮捕された。さらに無免許運転や居住地変更も判明し、保釈は取り消された。法廷に立つ前の新たな疑惑は、遺族の怒りを深めている。ただし、窃盗容疑が危険運転致死の成立を直ちに左右するわけではない。焦点は、事故当時の速度、運転態様、危険性の認識に絞られる。一方で、量刑判断では反省の有無として重く見られる可能性がある。裁判の遅れが、事件の重さをさらに際立たせている。