三重県松阪市の静かな住宅街を、午前三時過ぎ、激しい衝突音が切り裂いた。十八歳男性が運転するテスラ・モデル3は道路を斜めに外れ、まず住宅のブロック塀をなぎ倒し、さらに外壁へ突入したとみられる。車内には十代の男女三人。後部座席にいた十九歳の女子大学生は強く体を打ち、搬送先で死亡が確認された。住人が外出中だったことは不幸中の幸いだったが、現場には砕けた塀と大破した車体が残された。橋付近の段差で車が跳ね、速度超過のまま制御を失った可能性も指摘される。塀、そして外壁への“二段衝突”。なぜ止まれなかったのか、事故原因の解明が待たれる。