2019年9月、19歳の女性登山者が日本一危険とされる剱岳に軽装で挑み、悲劇的な結末を迎えました。神奈川県横浜市在住の会社員・けいさんは、冒険心旺盛で無計画な旅を得意とする性格でした。南米ボリビアでバックパック1つだけで旅を成功させた経験が自信となり、剱岳への軽装登山を決意しました。登山当日、Tシャツと短パン姿の彼女は室堂から山頂を目指しましたが、最も危険な箇所である「カニの横ばい」でルートを誤り、午後遅くようやく山頂に到達。その直後に日没を迎え、慌てて下山を開始しますが、翌日、岩場で遺体となって発見されました。装備不足や過去の成功体験による油断が事故の要因とされています。この出来事は、登山計画の重要性と準備不足の危険性を改めて世に示した教訓となりました。同時に、無謀ながらも純粋な情熱を持ち続けた彼女の生き様は、多くの人々の記憶に残り続けることでしょう。