認知症の一歩手前には、日常に潜む小さな異変があります。最初はただの疲れ、年齢のせいだと見過ごしがちですが、そこに予兆が隠れていることもあるのです。たとえば、財布を出しても小銭を数えるのが面倒で、ついお札ばかり使ってしまう。料理をする気力がわかず、レトルトやパンで食事を済ませる日が増える。同じ質問を何度も繰り返し、周囲を戸惑わせる。さらに、昔の思い出は鮮明に語れるのに、今日あった出来事だけがすっと抜け落ちてしまう。認知症は高齢者の五人に一人がかかる病気といわれます。しかし、早く気づけば進行を遅らせることが可能です。今の自分や身近な人に、いくつ当てはまるのか。12項目の危険サインを丁寧に確認することが、未来を守る第一歩になります。