島田紳助が芸能界で圧倒的な存在感を放っていた時代、決して屈しなかった男たちがいた。 まず明石家さんま。楽屋で紳助は「今夜は絶対に黙らせたる」と息巻いたが、収録が始まるとさんまは超絶ハイテンションで言葉を畳みかける。紳助が三度割り込もうとしても、鋭いツッコミで瞬く間に封じられた。終演後、紳助は顔を真っ黒にして帰り、周囲に「本物の怪物や」と漏らしたという。 次に松本人志。テレビで「松本はまだガキや」と挑発された直後、松本は笑みを浮かべて即返す。「先輩が引退される日、僕が一番下の列で拍手して送り出しますよ」。会場は静まり返り、紳助は初めて言葉を失った。 最後は有吉弘行。復帰直後に公開処刑のような毒舌を浴びても笑いで耐え、十年後には毒舌王として頂点へ。「昔使えねえと言ってた先輩、今も僕の番組を見てくれてますよ」。紳助は画面越しに悔しがるしかなかった。