阪神・伊原陵人投手に、約2カ月に及んだ事実上の謹慎を経て、球団がついに最終決断を下した。10月20日、兵庫・尼崎市の二軍施設に姿を見せた伊原は、報道陣の前で深く頭を下げ、「一社会人として自覚の欠ける行動だった」と謝罪した。 今年1月、一般女性への暴力行為が報じられた問題は、8月以降、球団内外に重い影を落としていた。しかし、湊球団本部長は当事者間で円満に解決し、刑事・民事ともに求めないとの連絡があったと説明。これにより処分は解除され、今後は通常通り試合出場が可能となる見込みだ。 注目は来季のローテーションだ。今季、防御率1.32、WHIP0.88と実力は証明済み。だが甲子園では防御率11.81と苦戦が続いた。直球の球速、回転数、回転効率の向上が急務であり、春季キャンプで結果を示せるかが、信頼回復への分岐点となる。