東京都出身で二千年十月二十六日生まれの見上愛。その人生が演劇の世界に魅了されたのは、小学校二年生の時、両親とともに観劇した舞台がきっかけでした。それ以来、彼女の中で芽生えた演劇への情熱は、やがて高校の演劇部や大学の演劇学科でさらに育まれていきます。大学では、女優河合優美との出会いが彼女の運命を大きく変えました。一目惚れするほどの憧れだった河合に、勇気を振り絞り友達になりたいと声をかけた見上。そして、二人の友情は今でも続いているといいます。その後の彼女のキャリアはとどまるところを知りません。2022年のドラマ「ライアー」で初主演を務めると、次々と話題作に出演。「往生際の意味を知れ」「悠々白書」「映画 富士見ラバーズ」など、多彩な作品でその演技力を発揮。2024年の大河ドラマ「光る君絵」では、藤原の道長の娘・藤原秋子役で視聴者を魅了。続く2026年、「国宝」で新人杯優賞を受賞し、同年の朝ドラ「風薫る」では一ノ瀬リン役に大抜擢されました。その繊細かつ力強い演技は視聴者の心を掴み、名実ともに国民的女優としての地位を確立したのです。