高橋みゆきは、日本バレーボール界を代表するひとりだった。その彼女も、今では指導者としての新たな道を歩んでいる。バレーボール一家に生を受け、中学ではすでに全国大会に出場。高校時代はインターハイや春高バレーで輝きを放ち、卒業後は企業チームからスカウトを受けた。どうせなら強豪チームへ――その決断から始まったプロキャリアは、歓喜と挫折の連続だった。チーム「NECレッドロケッツ」入団後、試合に出られない悔しさが続いたが、3年目には新人賞を獲得しチームの全勝優勝に貢献。一躍注目を浴び、日本代表入りも果たした。その後、イタリアへ移籍し、体格面で不利を突きつけられながらもエースとして認められた。北京五輪では代表チームの中心に。しかし、すべてを出し尽くして目標を失い、引退を決意。人生の新たな章が始まった。