令和6年道路交通法改正が施行され、13歳以上の自転車利用者の環境が激変している。日本保守党の北村晴男議員が国会で鋭く追及した、知られざる重大なルールと矛盾点を解説する。まず、「自転車の青切符制度」が本格始動。対象違反は113種類に上り、悪質・危険な運転(スマホ運転、信号無視、ブレーキ不良車での走行など)をすれば、反則金(青切符) が切られる可能性が高い。一方、子育て世帯に混乱が広がっている。自転車の幼児用座席には、未就学児しか乗せられなくなった。たとえ体重が基準以下でも、小学生以上を乗せれば違反(反則金3,000円) だ。更に、13歳未満の子どもは歩道を走れるが、保護者は原則車道。親子が別々の場所を走らねばならず、「安全のための制度が親子の安全を脅かす」との批判が強い。国民の怒りを煽るのは、電動キックボード(ループなど)との明らかなダブルスタンダードだ。自転車は厳しい取り締まり対象となる一方、最高時速20km・免許不要で、飲酒事故率が原付バイクの約29倍という危険性の高い電動キックボードには、目立った規制強化が見られない。この背景には、業界のロビイングや政治的圧力があったとの指摘もあり、「庶民の足である自転車だけが狙い撃ちにされている」という不信感が渦巻いている。さらに、自動車と自転車の新たな義務「安全な間隔と速度」 が追加された。具体的な数値は曖昧で、ドライバーからは「恣意的な取り締まりにならないか」と不安の声が上がる。特に、黄色いセンターライン(はみ出し禁止)のある道路で自転車の前に出られず、大渋滞を引き起こす懸念がSNSなどで拡大している。