海外赴任から帰国した雛子を待ち受けていたのは、驚愕の現実だった。留守の間に義母が勝手に実家を売却し、勝手に建てた二世帯住宅で暮らし始めていたのだ。しかも義母は、新居の住所を教える条件として「300万払って土下座しろ」と理不尽な要求を突きつけてきた。実はこの義母、浪費癖で借金を重ね、息子の勇気にも相談なく家を売るような無責任な人物だった。勇気は雛子を守るため、義母の興味をそらす名目で一時的に離婚を選択。さらに、義母が住み着いていた家が叔父の所有物で、そこが他人の店舗兼社員寮であるという真実を突きつける。全てを失った義母は、借金と無職という現実を前に立ち往生することに。一方、海外で実績を積んだ雛子は高収入の統括部長に昇進し、タワーマンションで勇気と再婚。絶縁を突きつけられた義母は、自業自得の過酷な労働生活を送る羽目になった。身勝手な嫁いびりの果てに一人ぼっちとなった義母の末路は、あまりにも寂しく、そして当然の報いといえるだろう。