春から初夏にかけて旬を迎える山菜「ふき」。独特の香りとシャキシャキとした食感が魅力で、平安時代から親しまれてきたと言われています。さらに食物繊維が豊富で低カロリーなため、健康を意識する方にもおすすめの食材です。しかし、ふきは「下処理が難しい」「茹で時間が分からない」と感じる方も少なくありません。そこで今回は、失敗しない下ごしらえの方法と、ふきを驚くほど美味しく楽しめる四つの食べ方をご紹介します。まず、ふきは食べやすい長さに切り、塩をまぶして板ずりをします。板ずりをすることで色が鮮やかになり、味が染み込みやすく、食感も良くなります。その後、フライパンに入れて少量の水で加熱し、氷水で冷やしてから皮や筋を丁寧に取り除けば、風味豊かな下処理の完成です。下処理したふきは、醤油とかつお節をかけるだけでも素材の味を存分に楽しめます。また、めんつゆで漬ける「ふきのおひたし」、白だしで炊き込む「ふきご飯」、さらに醤油・みりん・砂糖でじっくり煮込む「ふきの佃煮」も絶品です。