福岡県北九州市のミクニワールドスタジアムで驚くべき光景が広がりました。ラグビー・ウェールズ代表選手たちが公開練習でグラウンドに登場すると、スタジアムに集まった1万5千人の観客がウェールズ語で彼らの国歌「我が父祖の土地」を合唱し、さらには「カロン・ラン」を歌い上げたのです。ウェールズ語は難解で、イギリス国内でさえ多くの人には歌えないとされる言語。それを日本人が何週間もかけて練習し歌ったことに、選手たちは涙を流し、その場で立ち尽くしました。市民が織りなした一体感と真心は、遠い国との距離を超えて選手の心に深く響いたのです。