伊豆半島の修善寺温泉でのんびりしていた私たちは、次に訪れたのが「鹿島神宮」。ここには、震災で崩れた大きな鳥居と、その下に眠る謎のナマズ伝説があるという。平安時代、地元の少年が父親の病を癒そうとしていた時、工房大師がこの地を訪れ、石を叩いて温泉を湧き出させたという奇跡の話が語り継がれている。その温泉「トッコの湯」は、今もその名残を残し、温かい湯気が立ち上がっていた。地底に眠るナマズを封じ込めたという「カナメ石」。地震を引き起こすナマズが暴れるのを防ぐため、この石が神々の力で押さえ込まれているという