弁護士の私は、八歳の姪・空を連れて長男夫婦の新築祝いへ向かった。だが長男嫁は、養子である空に「素性も分からない子」と心ない言葉を浴びせ、場の空気は凍りついた。その時、空が静かに言った。「押入れの中にいる人、誰?」長男嫁の顔は一瞬で青ざめた。押入れを開けると、そこには衰弱した若い男が縛られていた。彼は長男嫁が通っていたホスト。見た目の良い子どもが欲しいという歪んだ願望から、家に連れ込み監禁していたのだ。警察が駆けつけ、長男嫁は逮捕。長男は即座に離婚を決意した。空の一言が、偽りの新居に隠された狂気を暴いた。