トヨタのハイブリッドカー、プリウスは時代を超えて進化を続けています。初代プリウスは一台売るごとに赤字とされた時代もありましたが、現行モデルではハイブリッドシステムのコストが初代比で約6分の1に削減されています。それにより、現在では驚異的な営業利益率を誇るモデルへと成長。価格帯が300万〜450万円台に収まりつつも、トヨタ全体の利益率10%超に大きく貢献しています。技術投資の回収を終えた今、プリウスは「純粋な利益を生む」成熟モデルとして確かな地位を築いています。一方、トヨタクラウンエステートも注目される一台です。クラウンシリーズの名を冠しながら、SUVやクロスオーバー化を通じて新たな価値観を提供。日本限定仕様ながら内装にはレクサス級の品質が採用され、なんと600万円台からの価格設定がスタンダード。大量生産によるコスト管理を可能にしつつも、ブランド価値=高価格が当然視されています。それでも、異常に高い残価率が購入者を支える要因となっています。確かに高額ですが、それ以上のリセール価値を持つ“お得感”が、消費者の心を掴んで離しません。