30年前、一部の大学は早稲田大学や慶應義塾大学と肩を並べるほどの学問的な評価を得ていました。最初に挙げられるのが学習院大学です。当時、学習院大学経済学部は慶應義塾大学経済学部と同等の評価を持ち、特に少人数制を特徴としていました。しかし、その小規模路線を維持したことで、早慶の持つ膨大な卒業生ネットワークとの差が広がったことが、後のブランド力の低下につながりました。 続いて青山学院大学経済学部も、かつては慶應レベルと評されていました。しかし、立地の魅力で知られたキャンパスが郊外へ移転したことで人気が低下し、学問への志が高い層を失ってしまいました。同様に中央大学経済学部や法学部は、新宿近郊という都市立地の時代に学生からの支持を得ていましたが、郊外への移転により次第に波に乗り遅れる結果となりました。