かつては「親の世話は子供がするもの」と考えられていましたが、核家族化が進み共働きが主流となった今、在宅介護は難しいと思い込まれがちです。しかし、医師や施設経営者が口にしない事実があります。実は、施設は高齢者の心身を急速に衰えさせ、自由を奪う場合があるのです。例えば、決められた時間に起床し、食事も好きなものを選べない。そして大勢の高齢者を一律に管理するために科学的拘束といわれる措置が取られることも。これが認知機能低下や精神的な無気力に繋がる要因になります。一方、注目されるのが「在宅介護」を最大限活用した新しいシステムです。介護保険を利用し、プロのサービスをフルに取り入れた英さん(78歳)の例を挙げると、訪問ヘルパーによる日常サポートや自宅リハビリ、さらには送迎付きデイサービスの利用などで、わずか月額6万円で豊かな生活を送っています。