2026年5月4日、オーストラリア・キャンベラで行われた日豪首脳夕食会。その場で繰り広げられた「ロック外交」が注目を集めている。この会談の主役は、日本の高市早苗総理とオーストラリアのアルバニージー首相、そしてお互いの音楽への熱い情熱だった。高市総理は手土産に、日本を代表するロックバンド「ベビーメタル」と「MAN WITH A MISSION」のレコードを精巧な日本製レコードラックと共に贈呈。一方、アルバニージー首相からは、オーストラリアが誇る世界的ロックバンド「AC/DC」のサイン入りドラムヘッドとレコードが返礼された。この手土産のやり取りには深い戦略性が隠されている。音楽好きで知られる高市総理の「ガチ感」と、ベビーメタルやMAN WITH A MISSIONといった海外での人気も高い日本バンドの選定は、確実に相手国に響くものだった。また、オーストラリア産ワインやクラウンメロンといった両国を象徴する品々も贈られ、そのバランスの取れた構成が外交センスの高さを証明している。さらに、このエピソードは「日豪友好協力基本条約」署名50周年という重要な節目を際立たせる象徴的なものとなった。ロックという共通の趣味を介した首脳同士の交流は、外交の新たな可能性とソフトパワーの真髄を示している。