サンデーモーニングのスタジオは、またもや高市政策批判で熱を帯びていた。膳場キャスターが「国論を二分する」と指摘すれば、安田夏生氏は「国民を置き去りにしている」と追及する。藤原氏や荻上氏も同調し、あたかも政権への批判で固めたような構図がそこにあった。しかし、数字は静かに真実を物語る。年度予算審議を見れば、野党の議席は減ったにもかかわらず、一人あたりの質問時間は前年度より実に7時間も増加し、40%も延長されていたのだ。時間は十分に与えられている。議論を軽視しているのは政府か、それとも中身のある追及ができず、不都合なデータを隠すメディアの側か。公共の電波を使い、事実を無視した印象操作を繰り返すような時代は、もはや終わりを告げようとしている。視聴者は、単なる批判の合唱ではなく、深く検証された報道を求めている。スタジオの空気が、静かなデータの前に一瞬で変わったように。