39歳を迎えた長友佑都が、再び日本代表の舞台へ立つことになった。その決断に、サッカーファンからは驚きと疑問の声が上がっている。長友は今回、日本人選手として初めて5大会連続となるワールドカップメンバー入りという歴史的快挙を達成。しかし一方で、「なぜ若手ではなく長友なのか」「記録のための選出ではないのか」といった厳しい意見もネット上では見られた。確かに39歳という年齢だけを見れば、若手選手に経験の場を与えるべきだという考えが出るのも自然だろう。しかし、森保一監督が長友を選んだ理由は、単なる実績や過去の功績だけではない。森保監督は、長友について「彼はこれまでのチームの成果や課題をすべて理解している存在」と評価している。ワールドカップという極限のプレッシャーがかかる舞台では、技術力だけでなく精神面の安定も重要になる。長友が若手に示せる最大の価値は、出場機会が少なくても決して腐らず、常に試合へ向けて準備を続ける姿勢だ。ベンチから大きな声で仲間を鼓舞し、チーム全体を支える姿は、代表に必要不可欠な存在感を放っている。長友は若手選手の枠を奪ったのではなく、むしろ若い世代が成長するための「生きた教材」として選ばれたのかもしれない。森保監督が求めたのは、経験豊富なベテランの力。そして長友佑都が見せるプロフェッショナルな姿勢こそ、日本代表に必要な最後のピースなのかもしれない。