演歌の若手スター、大江裕の人生は波乱万丈そのものです。北島三郎の書き下ろしによってデビューした彼は、一躍人気歌手の仲間入り。しかし、活動がピークに達したある日、コンサート中に突如としてパニック障害を発症。胸が締めつけられるような感覚に襲われ、救急搬送を余儀なくされました。当時、大江さんは極度の不安と恐怖で一週間で数キロも痩せ、電話に出ることすら難しい状況に追い込まれたのです。そんな絶望の中、彼を支えたのが恩師・北島三郎でした。「今は休む時期だ」と言葉をかけ、付き人として彼を支援。約2年間の療養を経て、大江さんは再び演歌の舞台に戻ります。その後、『北山兄弟』として日本レコード大賞の企画賞を受賞するなど目覚ましい活躍を遂げました。現在の年収は推定2,000万円を超え、コンサートやテレビ出演も引く手あまた。しかし、その輝かしい成功の裏には、大病を克服し、師匠のもとから独立する決断という大きな挑戦がありました。北島さんとの絆は今も変わらず、むしろ温かく見守られているとのこと。