ウェブ番組『一月万冊』の清水潔氏と、東京大学名誉教授の安冨歩氏が、高市内閣が主張し続ける「ナフサは足りているが、民間企業が抱え込んでいるために流通しない『目詰まり』が起きているだけ」という説明を徹底検証。その結果、赤沢経済産業大臣の所轄官庁である経済産業省自身が発表している「石油統計データ」によって、内閣の嘘が完全に証明されるという前代未聞のスクープが飛び出した。実際の統計データが示す事実は残酷だ。ホルムズ海峡封鎖以降、ナフサの月末在庫はピーク時から24.2%も急減して123万5,000キロリットルにまで落ち込み、輸入量に至っては半減している。赤沢大臣は記者会見で「足りているという報道をしろ、そうすれば物事は良い方向へ回る」と、大日本帝国時代のスローガンさながらに事実の隠蔽をメディアに要求したが、官僚がせっせと作る客観的な数値がその発言を真っ向から全否定している状態なのだ。