「バイクの画像消して!」――たった一言の依頼から、ネット上では思わぬ職人祭りが始まった。投稿者は、写真に写り込んだバイクを自然に消してほしいと頼んだだけだった。ところが集まった画像職人たちは、素直に修正するどころか、次々と斜め上の作品を投下していく。バイクの代わりにイルカに乗せられたり、背景が妙に不自然になったり、本人が別の生き物にすっぽり乗っているような構図になったりと、画像は回を追うごとに混沌としていった。「違和感仕事しろ」「才能の無駄遣い」とコメント欄は大盛り上がり。結局、バイクを消すはずの依頼は、職人たちの遊び心によって、ただの修正を超えた伝説の大喜利へと変わったのである。