音楽の力は、人の心を動かすだけではない。 ときに、想像を超える金額となって、救いを必要とする場所へ届いていく。第3位は、米津玄師。 大ヒット曲「パプリカ」の印税収入を、なんと5年にわたり全額子どもたちへ寄付し続けた。さらに新型コロナ禍では自ら「カナリア基金」を設立し、苦しむ人々への支援も実行。彼の音楽は、常に弱い立場の人々へ向けられていた。第2位は、藤原基央。 楽曲「smile」で得た約7000万円の収益を全額寄付しただけではない。参加スタッフまでもが「私たちも無償で」と名乗り出たという。これは単なる寄付ではなく、心がひとつになった瞬間だった。そして第1位は、ロンドンで震災報道を見て衝撃を受けたあるアーティスト。50歳記念の東京ドーム公演をチャリティーへ変更し、約8億円を全額寄付した。ステージで放った「精神まで潰されちゃたまんねえぞ」という叫びが、今も胸に残る。