紅白歌合戦に「もう新鮮さがない」と厳しい視線が向けられている女性芸能人がいる。まず名前が挙がるのは、水森かおりだ。圧巻の歌唱力は誰も否定しないが、巨大衣装という定番演出が2025年の今ではやや古く映り、視聴者の驚きよりも既視感が先に立つ。さらに石川さゆりも、出演回数はほぼ50回に達する功労者でありながら、近年は「天城越え」と「津軽海峡・冬景色」の反復が続く。新曲で勝負する姿が少なく、国民的祭典というより“個人リサイタル”の印象を強めてしまう。2024年の紅白でも、両者にはマンネリとの声がつきまとった。実力があるからこそ求められるのは守りではなく更新だ。新顔を見たいという空気の中で、彼女たちの存在感が逆に番組の変化を止めている。