1995年、16歳で「チャイムで菓子デビュー」を果たした篠原ともえは、転職ファッションと奇抜なキャラクターで一気に時代の空気を変えた。 「シノラー」という言葉が社会現象となり、彼女の姿はテレビの画面を席巻した。しかし22歳の時、台湾での仕事中に異変が起こる。ホテルで壁を叩き、火災報知器を押すなどして暴れ、救急搬送される騒動へ。翌日、羽田空港で会見を開き、医師の診断は急性ストレス反応だった。だが、この出来事を境にスポンサーは次々と離れていった。その後、彼女はデザインの道へ転身する。表舞台から約10年姿を消したが、もともと高かったファッションへの関心を武器に、独学で衣装製作を続けた。そして2019年、40歳でアートディレクター・池沢達と結婚し、夫婦で設立した「スティリオ」では革製品、ホテル、制服のデザインを手がけている。