さて今日は、ちょっと頭をひねる方法で「15°75°の直角三角形」の面積を求めてみましょう!三平方の定理は使いません。使うのは、底辺と高ささえ分かれば簡単に出せる公式です。でも、ここで問題。底辺がどこ?高さが分かるの?さっそく考えてみましょう。まず、底辺は斜辺の長さ6センチです。でも高さがまだ分からないですよね。そこで注目!この角度「75°」が重要なヒント。それを使って三角形をコピーしてくっつけると、二等辺三角形ができるんです。ほら、小さい角「15°」が2つで30°、そして頂角が120°のきれいな二等辺三角形が完成!もちろん両辺は6センチ。この形をよく見ると、30°60°90°の三角定規の形をしているんです。これがポイント!高さは斜辺6センチの半分、つまり3センチだって分かるんです。さて、この高さを使えば面積はすぐ出せますよね?底辺6センチ×高さ3センチ÷2=9平方センチ。