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【時代を築いた人々】『ルパン三世』初代・峰不二子役・二階堂有希子さん死去――最初の5人の時代に幕
2026/08/20
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2026年夏、日本アニメ史に大きな節目が訪れました。『ルパン三世』初代テレビシリーズで峰不二子の声を担当した女優・二階堂有希子さんが、87歳で静かに生涯を閉じたのです。山梨県の自然に囲まれた「八ヶ岳倶楽部」から伝えられた訃報は、多くのファンに深い衝撃を与えました。二階堂さんは晩年、家族や自然に囲まれながら穏やかな時間を過ごしていたといいます。しかし彼女の死は、単なる一人の名女優との別れではありませんでした。それは、1971年放送のテレビアニメ『ルパン三世』第1シリーズを支えた主要キャスト5人全員がこの世を去ったことを意味していました。ルパン三世を演じた山田康雄さん、次元大介役の小林清志さん、石川五ェ門役の大塚周夫さん、銭形警部役の納谷悟朗さん、そして峰不二子役の二階堂有希子さん。彼らが築いた“最初のルパン一家”の時代が、ついに幕を閉じたのです。二階堂さんが演じた峰不二子は、後のシリーズとは異なる特別な存在でした。甘さや華やかさを前面に出すのではなく、低く落ち着いた声で、知性と危険な魅力を表現。まるで実写映画のファム・ファタールのような、大人の女性として描かれていました。当時の『ルパン三世』第1シリーズは、子ども向け作品ではなく、犯罪、裏切り、自由をテーマにした大人向けの作品でした。その独特な世界観の中で、二階堂さんの峰不二子は唯一無二の存在感を放ちました。 

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