志村けんさんの入院後、殿くんは日に日に元気を失い、食事や水を拒むほどでした。志村さんが亡くなった後、最後まで過ごしていた寝室に入り、消毒された布団の匂いを感じると、まるで別れを理解したかのように動かなくなったといいます。獣医師も体調を心配するほどでしたが、その後、志村さんの家政婦だった星野さんに引き取られ、愛情を受けながら少しずつ心を取り戻しました。しかし、穏やかな日々が戻り始めた矢先、悪性リンパ腫が発覚。懸命な治療が続けられましたが、志村さんが旅立ってから約一年半後、殿くんも天国へ旅立ちました。