人だかりでにぎわった昭和の道端、その光景の一つに「大道詰将棋」という不思議なゲームが存在していました。一見簡単そうに見える挑戦―これは、実は計算し尽くされた罠の宝庫だったのです。昔、将棋好きの出題者たちが路上で人々に声をかけ、「この詰将棋を解けたら賞金を渡す。しかし、解けなければ代金を払ってもらう」という賭けを仕掛けていました。しかし、ただ難しいだけの問題では興味を持たれず、賭けに乗る人も少なかったとか。ここで出題者たちは「ぱっと見簡単そうに見えるが、実は非常に難解な罠」を仕掛けた問いを用意しました。この罠の巧妙さは、解く側が「勝った!」と思った瞬間を突き、そこから更なる複雑な局面を用意すること。特に有名な詰将棋の一つにおいては、最初の一手から最後の詰めまで、計算された罠が存在し、「あと一手!」という期待感を巧みに操って挑戦者を惑わせます。