日々私たちが使う言葉には、その人の心が如実に表れると、空海は説きました。「言葉はその人の鏡であり、心の写し絵である」と。特に、心が汚れた人が無意識のうちに使う言葉には、注意が必要です。以下の三つのフレーズは、自分の心を清めるカギにもなるでしょう。まず一つ、「悪気はないけど」。失敗や欠点を笑い話にしながら、「悪気はない」と言い足す人。その言葉の裏には、相手を評価下げしつつ、自分を理解ある人に見せようという計算が潜んでいます。空海は、心の奥底が言葉の本質を決めると語りました。次に、「事実を言っただけ」。冷たく残酷な真実をタイミングを見計らい突きつける言葉。このような一言は、相手の痛みに寄り添う心を欠き、自己満足を優先しているとされます。空海によれば、愛に欠けた言葉は暴力と同じだと言います。最後に、「あなたのために言っている」。あなたの夢や自信を削ぎ落とす「助言」を、「心配している」の仮面で語る人。この言葉の裏には、相手を自分のコントロール下に置きたい欲求が隠されています。空海は、「本当に信じる人は相手の力を尊重する」と述べました。